文藝春秋3月号掲載の、ノンフィクション作家・石井妙子氏による
「安倍昭恵「家庭内野党」の真実」という寄稿を読んだ。
昭恵夫人の実態に、本気で頭が痛くなってきた。
籠池理事長がいくら正直な証言をしても、堂々と同調するのは気が
引けてしまうがために、
「昭恵さんはイノセントでピュアな方」という賛美のほうに気軽に
同調してしまう人々に対して、私はいま、大音量の警笛を鳴らしたい。
第一次安倍政権時に、自分の評判が気になって仕方なく、ネットで
自分の名前を検索しまくって2ちゃんねるなども読んでいたという
昭恵。
夫の失脚からどん底を味わい、これからは自分らしく生きようと、
第二次安倍政権では、手当たり次第に被災地など興味の赴く場所に
出かけていく《自分探し》のファーストレディとなった。
安倍家が父・晋太郎の代から心酔して「波動」を見てもらっていた
という(!)「水の波動研究会」・江本勝という人物を信奉し、
「福島の放射能汚染水は『愛と感謝の祈り』で浄化できる」
などとブログで呼びかけたり、
毎晩、晋三が寝る前に「祝詞」を唱えて祈ったり……。
スピリチュアル(霊的)な世界や、ニューエイジ系の自然主義者らと
どんどん親交を深めていく昭恵は、ついに大麻賛美に到達!
ちなみに、高樹沙耶も江本勝の影響を受けてたらしい。
スピリチュアルな理由から、伊勢神宮のある三重県でサミットを行う
べきだと提言したのも昭恵。
神社関係者とも親交を深め、晋三よりもゴリゴリの男系固執だとも。
昭恵がそこまで信奉する「江本勝」とはどんな人物なのかと思ったら、
こんな動画が。
「地球人への呼びかけ」
https://www.youtube.com/watch?v=L6cJztANPyU
・・・しかも『水からの伝言』の人じゃないか!
ちなみに石井妙子著「安倍昭恵「家庭内野党」の真実」は、
たまたま朝日新聞が森友問題をスクープしたのとほぼ同時期に発表
されたもので、まさかこんな問題に発展するとは誰も思っていない
段階で書かれている。
あまりのタイミングに、文藝春秋がこの記事のみ電子書籍化している。
100円だからKindle使っている人は読んでみるといいですよ。
もくれん